VICビングループ234,000±0.00%VHMビンホームズ63,200▲2.10%VCBベトコムバンク54,800▲2.43%BIDBIDV32,450▲2.37%CTGヴィエティンバンク31,050▲3.33%VPBVPバンク22,150▲4.48%MBB軍隊商業銀行19,250▲1.85%HPGホアファットグループ21,700▲2.12%GASペトロベトナムガス75,600▲0.27%VNMビナミルク57,400▲1.95%MWGモバイルワールド74,500▲3.04%VJCベトジェットエア134,400▲1.66%FPTFPTコーポレーション53,900▲6.94%HVNベトナム航空22,050▲5.00%SSISSI証券20,400▲6.53%VREビンコムリテール24,200▲4.54%SABサイゴンビール42,350▲0.95%PLXペトロリメックス33,500▲1.52%CMGCMCテクノロジー18,450▲5.43%PPCファーライ火力発電8,710▼-0.11%FMCサオタ食品35,050▲0.86%STKセンチュリー合成繊維7,510▲2.88%VICビングループ234,000±0.00%VHMビンホームズ63,200▲2.10%VCBベトコムバンク54,800▲2.43%BIDBIDV32,450▲2.37%CTGヴィエティンバンク31,050▲3.33%VPBVPバンク22,150▲4.48%MBB軍隊商業銀行19,250▲1.85%HPGホアファットグループ21,700▲2.12%GASペトロベトナムガス75,600▲0.27%VNMビナミルク57,400▲1.95%MWGモバイルワールド74,500▲3.04%VJCベトジェットエア134,400▲1.66%FPTFPTコーポレーション53,900▲6.94%HVNベトナム航空22,050▲5.00%SSISSI証券20,400▲6.53%VREビンコムリテール24,200▲4.54%SABサイゴンビール42,350▲0.95%PLXペトロリメックス33,500▲1.52%CMGCMCテクノロジー18,450▲5.43%PPCファーライ火力発電8,710▼-0.11%FMCサオタ食品35,050▲0.86%STKセンチュリー合成繊維7,510▲2.88%

株価・増減の更新 2026年11月4日 15時

1ドル = 158.16 円1円 = 162.66 ドンベトナム時間 2026年11月4日 15時 現在

ビングループ(VIC)|株価・配当・株主|リアルタイムチャート

個別銘柄一覧 →

ビングループ(VIC)|株価・配当・株主|リアルタイムチャート
業種・コングロマリットVingroup Joint Stock Company

会社の概要(2026年9月22日 時点)※ 株価・PER・業績の数字は、そのあと変わっていることがあります。 円換算は2026年9月22日時点のレート(1円=165.28ドン)で計算した目安です。ビングループ(VIC)は、ベトナム最大級の民間コングロマリットです。不動産開発を主軸に、電気自動車・電動バイクのビンファスト(VinFast)、ヘルスケア、教育、リゾートまで幅広く手がけています。時価総額はベトナムの上場企業で1位(2026年9月22日 時点)。このベトナム最大の民間企業は、創業者で会長のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)氏に、持株会社と本人・親族の名義をあわせて株式の半分近くを保有されています。

株価は1年で+225.1%、2年で+1,045.2%、10年で+1,388.7%になりました。急激に上がったのは、2年ほど前からです。2024年は1株40,000ドン前後で横ばいでしたが、2025年の1年間で+約740%(2025年12月の株式賞与で株数が2倍になった分を調整した計算)上がりました。2025年11月末までのVN指数の上げ幅424ポイントのうち、約212ポイントはビングループ1社によるものです。

2026年上期の売上高は221兆9,200億ドン≈ 約1.34兆円で前年同期比+72%、純利益は前年同期比+360%の20兆9,040億ドン≈ 約1,265億円と過去最高です。この利益には、ビンファストのベトナムの工場会社を売った12兆5,420億ドンの売却益が入っています。電気自動車のビンファストは上期の世界納車が128,662台(前年同期比+78%)とベトナム国内のEVシェア首位を保ち、子会社のビンホームズはビンスピードとの企業連合で、ハノイの都市鉄道5路線(約303.5キロメートル)の建設を受注するなどのニュースが追い風となりました。なお、かねて提案していた南北高速鉄道への投資からは2025年12月に撤退しました。

PERは約89倍と、ベトナムの主要銘柄のなかでは際立って高い水準です。2026年9月には時価総額が一時2,000兆ドン≈ 約12兆円を超えました。配当は2014年8月を最後に現金では出していません。外国人の保有は3.12%と低く、値動きは国内投資家の期待に左右されやすい構図です。

ビングループは、街づくりの現場で日本企業とも組んでいます。ビンホームズが手がけるホーチミン市のグランドパークには日本企業の野村不動産と三菱商事が2020年から出資し、ハイフォンのロイヤルアイランドには、野村不動産、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、東神開発、大成建設の日本の4社が参画しています。

このページでは、株価チャート・全期間の配当・株価パフォーマンス・大株主の一覧を、ホーチミン証券取引所(hsx.vn)が公表しているデータをもとに毎時更新しています。

ビングループの株価チャート

ベトナム時間 2026年11月4日 15時 終値 234,000 ドン(約1,400円) ▲ +0.00%

ベトナム時間 2026年11月4日 15時 終値の時点で、ビングループ(VIC)の株価は234,000ドン(前日比 +0.00%)、時価総額は1,816 兆ドン(日本円で約 11.17 兆円)で、ベトナムの上場企業の中で1位です。PER(株価収益率)は85.0倍、直近1年の現金配当はありません。ホーチミン証券取引所に上場しており(業種・コングロマリット)、上場は2007年9月19日、確認できる最初の現金配当は2008年度です。

更新:2026年11月4日 15時(ベトナム時間)
時価総額
1,816 兆ドン
≈ 約 11.17 兆円
第 1 位
ベトナム上場企業中(HOSE・HNX・UPCOM)
PER (株価収益率)
85.0 倍
1株利益:直近12ヶ月(TTM)
株価:ベトナム時間 2026年11月4日 15時 更新
配当利回り
0.0 %
直近1年は権利落ちなし
前回 2014年8月 ・ 2,149ドン(約13円) / 株
外国人の保有
3.08 %
公表 2026年9月28日
上限49%・あと45.92%
2026年7〜9月期
前回発表 2026年11月3日
次は2026年10〜12月期で、2月1日ごろに発表の見込み(昨年の発表日からの予想)
出典:VN決算ナビ(国家証券委員会・HOSE・HNXへの提出書類から作成)

ビングループ株のパフォーマンス

騰落率 %更新:2026年11月4日 15時(ベトナム時間)
3ヶ月
+7.3%
6ヶ月
+6.6%
1年
+139.5%
2年
+1,035.9%
3年
+1,025.0%
5年
+391.1%
10年
+1,402.3%
グラフは中央が 0%。右にのびるとプラス、左にのびるとマイナスです。
この10年間で株価は約15.02倍に成長(10年騰落率 +1,402.3%)

ビングループ株|注目の話題

9月21日、ビングループが世界の指数に入った

ベトナム株は2026年9月21日、FTSEラッセルの世界株価指数に正式に組み入れられました。対象は27銘柄。9月5日の調整期限を過ぎても入れ替えはなく、9月7日に確定しました。ビングループは大型株として入りました(大型株はVCB・VIC・VHMの3銘柄、中型株はBID・HPG・VPBの3銘柄)。

買い手は、ベトナムに関心のあるファンドだけではありません。FTSEの新興国指数に連動して機械的に買う大型ファンドの資金も入ります。最大のものはバンガードのVWO(純資産1,223億ドル、経費率0.06%)。流入額は14億ドル前後と見られています。

大型株だからといって、入る資金が多いとはかぎりません。FTSEの指数は、時価総額のうち市場で自由に売り買いされている株の分だけを数え、外国人が買える枠の残りも考えて、銘柄ごとの比重を決めます。大型・中型の分類は入る指数を分けるもので、大型株も中型株も同じ指数(FTSE All-World)に入ります。

SSIリサーチの見込みでは、ビングループへの流入は約4億7,500万ドルで、27銘柄の中で最も多く、全体(約14億5,000万ドル)の約3分の1にあたります。同じ大型株のベトコムバンク(約3,710万ドル)の10倍以上です。

組み入れは一度ではなく、4回に分けて行われる予定です。2026年9月21日に10%、2027年3月22日に20%、6月21日に35%、9月20日に35%です。

※ 指数への組み入れは、株価が上がることを保証するものではありません。投資助言ではありません。

出典:FTSE Russell「2026年3月期 国別分類レビュー結果」2026年4月7日発表/VnEconomy 2026年8月21日/Tạp chí Kinh tế Tài chính 2026年9月5日/Vanguard VWO(2026年9月時点)/SSIリサーチ(Investing.com 2026年8月24日・Người Quan Sát 2026年8月22日)

ビングループは、ベトナムの上場企業で初めて時価総額2,000兆ドンを超えた

2026年9月4日、ビングループの株価は一時260,000ドンをつけ、時価総額がベトナムの上場企業で初めて2,000兆ドンを超えました。その前の2週間で、株価は約30%上がっています。

9月22日の終値でみた時価総額は1,896兆ドン(2026年9月22日のレート、1円=165.28ドンで約11兆4,700億円)。ベトコムバンク(492兆ドン)・BIDV(282兆ドン)・ヴィエティンバンク(240兆ドン)の国営3大銀行を合わせても1,014兆ドンで、ビングループの半分ほどです。

1社の比重も大きくなっています。VN指数に占めるビングループの比重は19%(2026年7月31日時点、SSI証券)。ビングループの株価が動くと、VN指数も大きく動きます。9月4日の午前は、VN指数の上げ幅のうち19ポイント以上がビングループ1社によるものでした。

※ 3大銀行との比較は、2026年9月22日の終値で計算しています。投資助言ではありません。

出典:CafeBiz 2026年9月4日/Znews 2026年9月17日(SSI証券)/ホーチミン証券取引所(hsx.vn、2026年9月22日の終値)

ビングループの配当の推移

全期間 ・ ドン / 株(対象年度ベース)更新:2026年10月1日 17時(ベトナム時間)
現金配当下記のグラフの金額は、株主が現金で受け取った配当だけです(1株あたりのドン)。株式配当(株でもらう配当)や新株を買う権利は含めていません。株式配当・権利は下の明細表の「配当(株)もしくは権利」の列に載せています。取得できた全期間:2008年 〜 2025年(18年分) ・ 横にスライドすると全部の年が見られます
500
2008
0
2009
0
2010
0
2011
0
2012
2,149
2013
0
2014
0
2015
0
2016
0
2017
0
2018
0
2019
0
2020
0
2021
0
2022
0
2023
0
2024
0
2025
※ 対象年度は「どの決算年度に対する配当か」を表します。ベトナム企業は決算が終わってから配当を決めて支払うため、今、金額が確定しているのは前年度分までです(例:2025年度の配当は2026年に権利確定・支払い)。そのため上のグラフは取得できた全期間(一番古い年度 〜 前年度)を並べています。現金配当がなかった年度は 0 です。
対象年度配当金配当(株)もしくは権利配当落ち日権利確定日配当がもらえる日
2025年なし株式賞与※1 100株につき 100株※22025年12月5日2025年12月8日非公表
2020年なし株式配当※1 100株につき 12.50株※22021年8月17日2021年8月18日非公表
2019年なし100株につき 0.40株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22019年12月27日2019年12月30日非公表
2017年なし株式配当※1 100株につき 21株※22018年6月28日2018年6月29日非公表
2016年なし株式賞与※1 100株につき 22.50株※22016年9月15日2016年9月16日非公表
2015年なし株式配当※1 100株につき 11株※22016年6月27日2016年6月28日非公表
2014年なし株式配当※1 100株につき 25.80株※22015年6月29日2015年7月1日非公表
2013年なし株式配当※1 100株につき 48.70株※22014年8月26日2014年8月28日非公表
2013年1株あたり 2,149 ドン(約13円)なし2014年8月6日2014年8月8日2014年8月20日
2013年なし株式賞与※1 100株につき 32.50株※22013年1月22日2013年1月24日非公表
2011年なし株式配当※1 100株につき 12.40株※2 / 株式配当※1 100株につき 15.10株※22012年6月4日2012年6月6日非公表
2009年なし株式配当※1 100株につき 60.10株※2 / 100株につき 20.20株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22010年5月7日2010年5月11日2010年8月10日
2008年1株あたり 500 ドン(約3円)なし2009年7月14日2009年7月16日2009年8月10日
2009年なし100株につき 73株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22009年7月2日2009年7月6日2009年9月28日
2008年なし100株につき 50株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22008年1月22日2008年1月24日2008年4月29日
上場2007年9月19日初めての配当2008年度
※1 株式配当と株式賞与の違いどちらも新しい株を無償で受け取るもので、株数が増えるところは同じです。違うのはお金の出どころです。株式配当(cổ tức bằng cổ phiếu)は、会社が稼いでためてきた利益のうち、まだ配っていない分(利益剰余金)を、現金のかわりに株の形で配るものです。表の「対象年度」は、その配当をどの決算年度の利益処分として決めたかを表すもので、1年分の利益から出しているとはかぎりません。株式賞与(cổ phiếu thưởng)は、株を発行したときに集めた資金(株式発行差金)や資本準備金といった、すでに会社にある資本を株に振り替えるもので、その年の利益とは関係がありません。株式配当も株式賞与も会社から現金は出ていかず、1株あたりの値段は増えた株数の分だけ下がります。同じ日に株式配当と株式賞与の両方が行われることもあります。
※2 端数(はすう)の扱い株でもらう配当も、新株を買う権利も、「持っている株数 × 割合」で計算します。1株に満たない端数は切り捨てになり、切り捨てられた分は消えます(現金での精算はありません)。たとえば 1,000株 持っていて「100株につき 12.69株」なら、1,000 × 12.69 ÷ 100 = 126.9株 となり、実際に受け取れるのは 126株、0.9株分は消えます。「100株につき 0.40株を買う権利」を 1,200株 持っている場合も同じで、1,200 × 0.40 ÷ 100 = 4.8株 となり、買えるのは 4株です。端数の扱いは会社が決めますが、ベトナムではほとんどの会社がこの「切り捨て・端数は消える」やり方をとっています。 端数の扱いと、外国人が受け取る方法をくわしく見る →
※3 新株を買う権利について「買う権利」は、買うか買わないかを選べます。決められた申し込みの期間のうちに手続きをしないと権利は消えます(お金は戻りません)。期間のうちであれば、ほかの人へ1回だけ譲ることもできます。
行使も譲渡も、ベトナムの証券口座で株を持っている人だけができます(日本の証券会社の口座では行使できません)。ベトナムに住んでいない外国人でも口座は開けます。
※ 非公表 … その日付がまだ公表されていないことを表します(配当の支払日が未定のときなど)。発表があった際に反映します。
出典:ホーチミン証券取引所(hsx.vn)に開示された権利・配当のお知らせ

ビングループ株配当|注目の話題

ビングループは2025年12月、株数を2倍にした

ビングループは2025年12月8日を権利確定日として、1株につき1株を無償で配りました(株式賞与)。新しく配った株は38億8,047万6,384株で、資本金は約38兆5,000億ドンから約77兆ドンになりました。2025年11月に株主の承認を受けたものです。

権利落ちの12月5日、株価は267,000ドンから基準値133,500ドンへ、半分に調整されました。株数が2倍になったぶん1株の値段が半分になったもので、持っている株の値打ちは、この調整では変わりません。この日の終値は、値幅制限いっぱいの142,800ドンでした。

上の「配当の推移」のグラフが2015年以降空になっているのは、ビングループが2014年8月を最後に現金配当を出していないためです。その代わりに、株式配当や株式賞与で株数を増やしてきました。現金配当グラフ下の明細表「配当(株)もしくは権利」の列に、その記録があります。

※ 投資助言ではありません。

出典:Vietstock 2025年11月19日/VietnamBiz 2025年12月4日/Dân trí 2025年12月5日

ビングループの株主

持ち株比率 %公表:2026/09/28
外国3.08%その他(国内の法人・個人)96.92%
株主区分持ち株比率
Vietnam Investment Group Joint Stock Company法人32.47%
Vinspeed High-Speed Railway Investment And Development Joint Stock Company法人10.75%
ファム・ニャット・ブオンPham Nhat Vuong取締役会長個人9.07%
ファム・トゥー・フオンPham Thu Huong取締役副会長個人4.43%
Vinenergo Energy Joint Stock Company法人4.30%
ファム・トゥイ・ハンPham Thuy Hang取締役副会長個人2.96%
KEB Hana Bank, Co., Ltd.法人1.64%
GSM Green And Smart Mobility Joint Stock Company法人1.31%
Vinpearl Joint Stock Company法人0.90%
Hoa Phuong Real Estate Company Limited法人0.76%
それぞれの株主について
Vietnam Investment Group Joint Stock Company32.47%
ビングループ(Vingroup)の創業者で会長のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)氏の持株会社。ファム・ニャット・ブオン氏は、Vietnam Investment Group Joint Stock Companyの株式を9割以上所有しています。
Vinspeed High-Speed Railway Investment And Development Joint Stock Company10.75%
南北高速鉄道を手がけるため、ビングループ(Vingroup)創業者のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)会長が2025年5月に設立した会社。同氏がビングループ株をこちらのビンスピード社へと出資しました。株を出資するとは、お金の代わりに持っている株を会社に差し出し、その会社の株を受け取ることです。ビングループ株の名義はブオン氏からビンスピード社に移りますが、ビンスピード社は設立時にブオン氏が51%を持った会社なので、ブオン氏が会社を通じて持つ形になります。南北高速鉄道からは2025年12月に撤退し、今はハノイの都市鉄道の工事などを手がけています。
ファム・ニャット・ブオン9.07%
ファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)氏。ビングループ(Vingroup)の創業者で、会長。2013年にベトナム人として初めて米フォーブスの世界長者番付に載りました。
ファム・トゥー・フオン4.43%
ファム・トゥー・フオン(Pham Thu Huong)氏。ビングループ(Vingroup)の副会長で、創業者ファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)会長の妻。
Vinenergo Energy Joint Stock Company4.30%
発電事業のため、ビングループ(Vingroup)創業者のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)会長が2025年3月に設立した会社。同氏がビングループ株を出資しました。株を出資するとは、お金の代わりに持っている株を会社に差し出し、その会社の株を受け取ることです。ビングループ株の名義はブオン氏からビンエネルゴ(VinEnergo)社に移りますが、ビンエネルゴ社は設立時にブオン氏が71%を持った会社なので、ブオン氏が会社を通じて持つ形になります。
ファム・トゥイ・ハン2.96%
ファム・トゥイ・ハン(Pham Thuy Hang)氏。ビングループ(Vingroup)の副会長で、ファム・トゥー・フオン(Pham Thu Huong)副会長の妹。
KEB Hana Bank, Co., Ltd.1.64%
韓国ハナ金融グループ(Hana Financial Group)の銀行。韓国ハンファ(Hanwha)系ファンドに代わって預かっている分です。
GSM Green And Smart Mobility Joint Stock Company1.31%
ビングループ(Vingroup)系の配車サービス「Xanh SM」を運営する会社。
Vinpearl Joint Stock Company0.90%
ビングループ(Vingroup)系の観光・リゾート会社ビンパール(Vinpearl。上場銘柄VPL)。
ご注意※ 表は公表されている大株主を持ち株比率の多い順に並べたものです。小口の株主は載らないので、合計しても100%にはなりません。上の帯(国有・外国・その他)は発行済み株式に対する割合です。
※ 持ち株比率が0.1%未満の個人の株主で、役職が公表されていない方は載せておりません。
※ 株主の説明は、公表されている情報をもとに補足しております。
出典:ホーチミン証券取引所(hsx.vn)に開示された大株主・所有構造/公表日 2026/09/28

ビングループ株主|注目の話題

韓国のSKグループは、株価が大きく上がる前にビングループ株をすべて売った

韓国の財閥SKグループは2019年5月、投資会社のSKインベストメント・ヴィナⅡ(SK Investment Vina II)を通じて、10億ドルでビングループ株の6.1%を取得しました。

その後、2025年1月16日〜2月14日に約5,080万株を売って持ち分を6.05%から4.72%に下げ、同じ年の8月4日・5日に残りをすべて売りました。1〜2月に売った値段は1株約40,000ドン、最後に売った8月5日の終値は117,500ドンです(どちらも2025年12月の株式賞与の前の値段)。

ビングループの株価はその後も上がりました。株式賞与で株数が2倍になったことを合わせて計算すると、2025年12月には1〜2月に売った値段の約8倍になり、ベトナムの新聞は「売らずに持っていれば約38兆ドン多かった」と報じています(2025年12月10日のレート、1円=168.25ドンで当時約2,260億円)。

長く持ち続けたみずほ銀行のベトコムバンク株とは、逆の結果になった例です。

※ 投資助言ではありません。

出典:CafeF 2021年4月7日/Nhà Đầu Tư 2025年8月15日/Người Quan Sát 2025年12月9日/Dân trí 2025年12月10日/円換算はベトコムバンクの公表レート(振込の買値と売値の中間)

ビングループの子会社、保有株式

株式の50%超を持つ会社を子会社、20〜50%を関連会社としています。20%未満はその他の出資です。ビングループは子会社が約90社、関連会社が4社あります。ここでは上場している会社すべてと、事業の中心になっている代表的な会社を選び、上場しているものを先に、持ち株比率の高い順に並べました。

会社名(コード)区分何の会社か持ち株比率上場市場
ビンパール(VPL)子会社ホテル・リゾート85.55%ホーチミン
ベトナム展示見本市センター(VEF)子会社展示場・都市開発83.32%UPCoM
ビンホームズ(VHM)子会社住宅・不動産開発71.70%ホーチミン
ビンファスト(VFS)子会社電気自動車・電動バイク約51%米ナスダック
ビンコムリテール(VRE)その他の出資商業施設(ビンコムモール)18.37%ホーチミン
ビンメック(Vinmec)子会社病院100%非上場
ビンスクール(Vinschool)子会社学校(幼稚園〜高校)100%非上場
ビンメタル(Vinmetal)子会社鉄鋼98.00%非上場
ビンホームズ工業団地投資子会社工業団地の開発90.00%非上場

まぎらわしい会社ニュースで「ビン系」とまとめて呼ばれるビンスピード(VinSpeed・高速鉄道)、Vグリーン(V-GREEN・電気自動車の充電)、GSM(配車サービスのXanh SM)は、ビングループの子会社ではありません。会長のファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)氏が個人で中心に持つ別の会社です。ビンスピードにはビングループも1割ほど出資していますが、逆にビンスピードがビングループ株の10.75%を持つ大株主にもなっています。

※ ビングループの子会社は、2026年6月末で118社あります(2025年12月末は113社)。不動産のプロジェクトごとに作られた会社や、国ごとのビンファストの販売会社が大半です。
出典:ビングループが公表した2026年6月末の監査済み連結財務諸表(付属明細1「子会社の一覧」)/ビンコムリテールは当ウェブサイトの株主一覧と同じデータ

ビングループ|注目の話題

ビンファストのベトナムの工場会社を売り、上期に12兆5,420億ドンの売却益

電気自動車のビンファスト(米ナスダック上場、VFS)は2026年5月12日、ベトナムの生産部門を持つ会社(VinFast Trading and Production JSC)の株をすべて売ると発表しました。売却額は約13兆3,096億ドン(5億3,000万ドル)。買い手は未来投資研究開発(Future Investment Research and Development JSC)が率いる投資家グループで、ビンファストの社長も務めるファム・ニャット・ブオン(Pham Nhat Vuong)会長も、少数の出資者として加わります。

ビンファストは、研究開発・知的財産・アフターサービス・販売を、新しく作った子会社ビンファスト・ベトナム(VinFast Vietnam JSC、ハイフォン)に残し、工場を自社で持たない形に切り替えます。ビンファスト・ベトナムの資本金は約5兆1,840億ドン(2026年5月28日のレート、1円=165.18ドンで当時約314億円)です。インドとインドネシアの工場は、これまでどおりビンファストが持ちます。

親会社のビングループは、この売却で12兆5,420億ドン(2026年6月30日のレート、1円=162.32ドンで当時約773億円)の利益を2026年上期の決算に計上しました。上期に子会社や投資を売って得た利益の約7割にあたります。

※ 投資助言ではありません。

出典:VinFast Auto 6-K(2026年5月12日)/CafeF 2026年5月28日/VietnamFinance 2026年8月31日(ビングループ2026年上期のレビュー済み連結財務諸表)/円換算はベトコムバンクの公表レート(振込の買値と売値の中間)

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