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会社の概要(2026年9月30日 時点)※ 株価・PER・業績の数字は、そのあと変わっていることがあります。 円換算は2026年10月1日時点のレート(1円=163.96ドン)で計算した目安です。CMCテクノロジー(CMG)は、ハノイに本社を置くIT企業グループです。1993年に創業し、2010年1月にホーチミン証券取引所へ上場しました。官公庁や企業のシステム構築、データセンター、海外向けのソフトウェア開発、大学の運営を手がけます。筆頭株主は韓国サムスングループのサムスンSDS(29.77%)です。
株価は1年で40%下がり(-40%)、2022年11月以来の安値です。2024年6月の高値からは63%の下落です。この間、借入金は2025年3月末の約1.8兆ドンから2026年6月末の約3.8兆ドンへ倍以上に増え、2026年4〜6月期の支払利息は前年同期の1.5倍になりました。
2025年度(2026年3月までの1年、監査済み)は、売上高9兆5,608億ドン≈ 約583億円(前年比+16.6%)、税引後利益5,168億ドン(同+21%)でした。一方、2026年4〜6月期は売上高が5.1%増えたのに対し、親会社の株主の利益は751億ドンと20%減っています。会社の説明では、前年同期はドル高でドル建ての売上がドンに直すと増えていたのに対し、今期はその上乗せがなかったこと、ホーチミン市のデータセンター「CCSタントゥアン」のB棟が動き出して減価償却費が増えたことが主な理由です。現金配当は2023年12月が最後で、その後は株式で配当を出しています。
日本は、会社が「戦略市場」と位置づける国です。2017年に設けた日本法人CMCジャパン(CMC Japan)が、横浜・大阪・東京に拠点を置いています。外国人の保有は36.29%(上限50%)。時価総額は4.9兆ドン≈ 約301億円です。
このページでは、株価チャート・全期間の配当・株価パフォーマンス・大株主の一覧を、ホーチミン証券取引所(hsx.vn)が公表しているデータをもとに毎時更新しています。
CMCテクノロジーの株価チャート
ベトナム時間 2026年10月5日 15時 終値の時点で、CMCテクノロジー(CMG)の株価は21,000ドン(前日比 -0.47%)、時価総額は4.9 兆ドン(日本円で約 296 億円)です。PER(株価収益率)は12.4倍、直近1年の現金配当はありません。ホーチミン証券取引所に上場しており(業種・情報技術)、上場は2010年1月22日、確認できる最初の現金配当は2009年度です。
前回 2023年12月 ・ 600ドン(約4円) / 株
CMCテクノロジー株のパフォーマンス
CMCテクノロジーの配当の推移
| 対象年度 | 配当金 | 配当(株)もしくは権利 | 配当落ち日 | 権利確定日 | 配当がもらえる日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | なし | 株式配当※1 100株につき 10株※2 | 2026年1月14日 | 2026年1月15日 | 非公表 |
| 2023年 | なし | 株式配当※1 100株につき 11株※2 | 2024年12月30日 | 2024年12月31日 | 非公表 |
| 2022年 | 1株あたり 600 ドン(約4円) | 株式配当※1 100株につき 6株※2 / 株式賞与※1 100株につき 20.20株※2 | 2023年12月5日 | 2023年12月6日 | 2023年12月28日 |
| 2021年 | なし | 株式配当※1 100株につき 13株※2 / 株式賞与※1 100株につき 24.62株※2 | 2022年9月12日 | 2022年9月13日 | 非公表 |
| 2020年 | なし | 株式配当※1 100株につき 9株※2 | 2022年2月10日 | 2022年2月11日 | 非公表 |
| 2019年 | 1株あたり 1,000 ドン(約6円) | なし | 2020年11月23日 | 2020年11月24日 | 2020年12月8日 |
| 2018年 | 1株あたり 1,500 ドン(約9円) | 株式賞与※1 100株につき 4.09株※2 | 2019年7月24日 | 2019年7月25日 | 2019年9月30日 |
| 2017年 | 1株あたり 800 ドン(約5円) | 株式配当※1 100株につき 7株※2 | 2018年9月17日 | 2018年9月18日 | 2018年9月28日 |
| 2016年 | 1株あたり 1,000 ドン(約6円) | なし | 2017年8月10日 | 2017年8月11日 | 2017年8月31日 |
| 2015年 | 1株あたり 800 ドン(約5円) | なし | 2016年8月11日 | 2016年8月12日 | 2016年8月31日 |
| 2010年 | なし | 株式配当※1 100株につき 6株※2 | 2011年9月20日 | 2011年9月22日 | 非公表 |
| 2009年 | 1株あたり 700 ドン(約4円) | なし | 2010年5月31日 | 2010年6月2日 | 2010年6月25日 |
| 2009年 | 1株あたり 1,000 ドン(約6円) | なし | 2010年2月23日 | 2010年2月25日 | 2010年3月12日 |
CMCテクノロジーの株主
| 株主 | 区分 | 持ち株比率 |
|---|---|---|
| Samsung Sds Asia Pacific Pte. Ltd | 法人 | 29.77% |
| Mvi Investment Company Limited | 法人 | 13.44% |
| Truong Ngoc Lan | 個人 | 5.12% |
| My Linh Investment Company Limited | 法人 | 5.09% |
| PYN Elite Fund (non-ucits) | 法人 | 4.85% |
| Geleximco Group Joint Stock Company | 法人 | 4.85% |
| Bao Viet Holdings | 法人 | 3.75% |
| Nguyen Minh Duc取締役 | 個人 | 2.30% |
| Nguyen Phuoc Hai | 個人 | 1.63% |
| Nguyen Trung Chinh取締役会長 | 個人 | 1.18% |
※ 持ち株比率が0.1%未満の個人の株主で、役職が公表されていない方は載せておりません。
※ 株主の説明は、公表されている情報をもとに補足しております。
CMCテクノロジーの子会社、保有株式
ベトナムの企業法では、株式の50%超を持つ会社を子会社としています。また会計の基準では、議決権の20%以上を持つ会社を、経営に大きな影響を与える関連会社として扱います。ただし財務諸表では、実際に経営を支配しているか(議決権や役員を選ぶ権利)で区分するため、持ち株比率と区分が合わないことがあります。CMCテクノロジーが持つのは子会社18社と関連会社1社で(2026年6月末)、上場している会社はありません。下の表がそのすべてで、事業の中心になっている会社を先に並べました。
| 会社名(コード) | 区分 | 何の会社か | 持ち株比率 | 上場市場 |
|---|---|---|---|---|
| CMCテクノロジー・ソリューション(CMC TS) | 子会社 | 官公庁・銀行・企業のシステム構築 | 100% | 非上場 |
| CMCテレコム(CMC Telecom) | 子会社 | データセンター・法人向けの通信回線 | 54.63% | 非上場 |
| CMCグローバル(CMC Global) | 子会社 | 海外向けのソフトウェア開発 | 100% | 非上場 |
| CMCジャパン(CMC Japan)※ | 子会社 | 日本でのソフトウェア開発 | 100% | 非上場 |
| CMCアジア・パシフィック(CMC Asia Pacific)※ | 子会社 | シンガポールでのソフトウェア開発 | 100% | 非上場 |
| CMCコリア(CMC Korea)※ | 子会社 | 韓国でのソフトウェア開発 | 100% | 非上場 |
| CMCグローバル・マレーシア(CMC Global Malaysia)※ | 子会社 | マレーシアでのソフトウェア開発 | 100% | 非上場 |
| CMCブルー・フランス(CMC Blue France) | 子会社 | フランスでの業務受託(営業を停止中) | 100% | 非上場 |
| CMCコンサルティング(CMC Consulting) | 子会社 | ソフトウェアの開発 | 100% | 非上場 |
| CMCサイバーセキュリティ(CMC Cyber Security) | 子会社 | 情報セキュリティ | 100% | 非上場 |
| CMC AIデジタル基盤(CMC AI Digital Infrastructure) | 子会社 | データセンターなどのデジタル基盤 | 100% | 非上場 |
| CMCオープンAI(CMC OpenAI)※ | 子会社 | AIのソフトウェア | 99% | 非上場 |
| CMC応用技術研究所(Vien Nghien cuu Ung dung Cong nghe CMC) | 子会社 | 新しい技術の研究 | 100% | 非上場 |
| CMCダナン(CMC Da Nang) | 子会社 | 電子部品の供給(ダナン) | 100% | 非上場 |
| CMCエデュケーション(CMC Education) | 子会社 | 大学教育 | 100% | 非上場 |
| CMC大学投資(CMC University Investment)※ | 子会社 | CMC大学への投資 | 80.83% | 非上場 |
| CMC大学(CMC University)※ | 子会社 | ハノイの私立大学 | 74.47% | 非上場 |
| CMCインベストメント(CMC Investment)※ | 子会社 | グループの投資会社 | 100% | 非上場 |
| ネットナム(NetNam) | 関連会社 | 企業向けのインターネット接続 | 41.14% | 非上場 |
システム構築はCMCテクノロジー・ソリューション官公庁・銀行・企業のシステム構築を受け持つ、グループの中心の会社です。2019年4月に、グループのシステム構築・ソフトウェア・セキュリティの4社が一つになってできました。米国のIBM・マイクロソフト・オラクル・デルの上位の販売パートナーで、2024年度(2025年3月までの1年)は、この会社を中心とする部門の売上が約4兆ドン(前年比+19%)でした。
通信とデータセンターはCMCテレコムデータセンターと法人向けの通信回線は、2008年に設立したCMCテレコム(正式名はCMC通信インフラ)が受け持っています。ハノイ・ダナン・ホーチミン市にデータセンターを持ち、電力の容量は合わせて約10MWです(2024年12月)。ホーチミン市の「CCSタントゥアン」のデータセンターは2022年4月に開業し、2026年4〜6月期にはそのB棟が動き出しました。CMCテクノロジーは2025年10月の取締役会の決議にもとづいて株の売り買いを行い、2026年3月末には54.63%を直接持つ形になりました。
新しいデータセンターはCMC AIデジタル基盤2024年7月に設立した100%子会社です。ホーチミン市のハイテクパークに超大型のデータセンターを建てる計画で、第1期は2億5,000万ドル・30MW、最大で120MWまで広げられる設計です。2025年8月には、CMCテクノロジーが韓国サムスングループのサムスン物産(Samsung C&T)と、総額約10億ドルのデータセンターの協力の覚書を結びました。
海外向けはCMCグローバル、日本はCMCジャパンCMCグローバルは2017年3月に設立した、海外の会社からソフトウェアの開発を請け負う会社です。社員は3,000人超(2023年)で、韓国・マレーシア・米国にも拠点を広げ、2025年度は売上が約3割増えました。日本法人のCMCジャパンは2017年8月に横浜で設立し、2023年11月に本社を東京・品川に移しました。2024年9月には経団連に加わっています。
大学の運営CMC大学は2022年11月に開校したハノイの私立大学です。2025年度の新入生は約1,600人で、2025年10月からは、利払い・税金・減価償却の前の利益(EBITDA)が黒字になりました。
関連会社のネットナムネットナムは1994年に国の研究所の一部門として生まれた、ベトナムで最も古いインターネット接続の会社の一つです。1997年にベトナムが正式にインターネットにつながったときからの接続事業者で、今は企業向けの回線やイベント会場のWi-Fiを手がけています。CMCテクノロジーは2010年3月に大株主になりました。
※ 印の会社は、CMCグローバル、CMCエデュケーション、CMC AIデジタル基盤を通じて間接的に持っています。
※ CMC大学の議決権の割合は92.13%です。
※ CMCブルー・フランスは営業を停止しています。
子会社の持ち株比率は、CMCテクノロジーが公表した「2026年度第1四半期(2026年4〜6月)連結財務諸表」注記1の数字で、2026年6月30日時点です。ネットナムは「2025年度 監査済み連結財務諸表」注記13の数字で、2026年3月31日時点です。出典:CMCテクノロジー 連結財務諸表(ホーチミン証券取引所)/VN決算ナビ
会社の説明は、CMCテクノロジーと各社の発表、年次報告書(2024年度)、報道(VnExpress・VnEconomy ほか)によります。
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CMCテクノロジーと同じ業種・近い業種の銘柄
ベトナムオオヤで紹介している個別銘柄のページです。株価は毎時更新しています。
◆ PER は直近12ヶ月(TTM)の1株当たり利益と「更新日時」の株価から算出。配当利回り は直近1年に権利が確定した現金配当の合計 ÷ 「更新日時」の株価。そのあとに株式配当があった銘柄は、株数が増えた分をそろえて計算しています(表に出している配当金は、実際に払われた1株あたりの金額のままです)。配当の推移 とその下の表(テーブル)は、取引所とベトナム証券保管振替機構(VSD)に開示された権利・配当のお知らせ(対象年度ベース)を、公開データから受け取っています。棒グラフは現金配当のみ、その下の表(テーブル)には株式配当・新株を買う権利も載せています。パフォーマンス は各期間前の終値と直近終値の比較です。
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◆ 為替(円換算に使うレート)は取引所の開示ではありません。公開されている為替レートのサービス(open.er-api.com)から1時間ごとに受け取った参考値で、銀行や両替所の実際のレートとは異なります。
◆ データの出どころと集め方は、ベトナムオオヤ式 ベトナム株式銘柄分析ページにくわしく書いています。
