VICビングループ241,000▲0.33%VHMビンホームズ63,500±0.00%VCBベトコムバンク57,500▲2.50%BIDBIDV33,650±0.00%CTGヴィエティンバンク30,700▲1.15%VPBVPバンク23,500▲1.29%MBB軍隊商業銀行19,700▲0.25%GASペトロベトナムガス77,700▼-1.52%HPGホアファットグループ20,750▼-1.19%VNMビナミルク58,200▲1.04%MWGモバイルワールド76,000▲0.40%FPTFPTコーポレーション54,000▼-2.53%VJCベトジェットエア131,500▼-1.05%HVNベトナム航空20,850▼-0.95%SSISSI証券19,750▼-0.25%SABサイゴンビール42,900▲0.23%VREビンコムリテール24,100▼-1.23%PLXペトロリメックス35,350▲0.14%CMGCMCテクノロジー19,050▼-0.52%PPCファーライ火力発電8,750±0.00%FMCサオタ食品36,200▼-0.55%STKセンチュリー合成繊維8,000▲0.25%VICビングループ241,000▲0.33%VHMビンホームズ63,500±0.00%VCBベトコムバンク57,500▲2.50%BIDBIDV33,650±0.00%CTGヴィエティンバンク30,700▲1.15%VPBVPバンク23,500▲1.29%MBB軍隊商業銀行19,700▲0.25%GASペトロベトナムガス77,700▼-1.52%HPGホアファットグループ20,750▼-1.19%VNMビナミルク58,200▲1.04%MWGモバイルワールド76,000▲0.40%FPTFPTコーポレーション54,000▼-2.53%VJCベトジェットエア131,500▼-1.05%HVNベトナム航空20,850▼-0.95%SSISSI証券19,750▼-0.25%SABサイゴンビール42,900▲0.23%VREビンコムリテール24,100▼-1.23%PLXペトロリメックス35,350▲0.14%CMGCMCテクノロジー19,050▼-0.52%PPCファーライ火力発電8,750±0.00%FMCサオタ食品36,200▼-0.55%STKセンチュリー合成繊維8,000▲0.25%

株価・増減の更新 2026年10月28日 15時

1ドル = 157.82 円1円 = 163.75 ドンベトナム時間 2026年10月28日 15時 現在

BIDV(BID)|株価・配当・株主|リアルタイムチャート

個別銘柄一覧 →

BIDV(BID)|株価・配当・株主|リアルタイムチャート
業種・銀行Joint Stock Commercial Bank for Investment and Development of Vietnam

会社の概要(2026年9月24日 時点)※ 株価・PER・業績の数字は、そのあと変わっていることがあります。 円換算は2026年9月24日時点のレート(1円=164.35ドン)で計算した目安です。BIDV(ベトナム投資開発銀行)は、総資産でベトナム最大の銀行です。2026年6月末の総資産は3,440兆ドン≈ 約21兆円です。日本で総資産が一番大きい銀行グループは三菱UFJフィナンシャル・グループで、2026年3月末で431兆円です。BIDVの総資産は、そのおよそ20分の1にあたります。貸出残高は2,501兆ドン≈ 約15兆円。中央銀行のベトナム国家銀行が株式の76.73%を持つ国有銀行で、上場は2014年1月です。

株価は10年で+382.1%になりましたが、1年では-4.6%です。不良債権は増えていて、2026年6月末の不良債権比率は1.83%(年初は1.47%)、金額は年初から約31%増えました。損失に備える引当金の比率(不良債権に対する引当金の割合)も、不良債権の増え方に引当金の積み増しが追いつかず、3月末の約87%から6月末は約76%へ下がっています。

一方、本業は伸びています。2026年上期の税引前利益は18兆9,050億ドン≈ 約1,150億円で前年同期比+18%、第2四半期だけで10兆3,329億ドン≈ 約630億円(前年同期比+20%)。PERは8.5倍、配当利回りは2.3%。時価総額はベトナムの上場企業で4位です(2026年9月24日 時点)。

外国の筆頭株主は韓国ハナ金融グループのKEBハナ銀行(KEB Hana Bank)で14.21%です。BIDVは、日本とのつながりもあります。2017年にBIDVは、日本企業の三井住友信託銀行と合弁でリース会社BIDV-SuMi TRUSTリース(BSL)を設立しました。出資はBIDV 50%・三井住友信託銀行 49%で、ベトナムで初めての、国内銀行と外国金融機関によるリース合弁となりました。

このページでは、株価チャート・全期間の配当・株価パフォーマンス・大株主の一覧を、ホーチミン証券取引所(hsx.vn)が公表しているデータをもとに毎時更新しています。

BIDVの株価チャート

ベトナム時間 2026年10月28日 15時 現在 33,650 ドン(約210円) ▲ +0.00%

ベトナム時間 2026年10月28日 15時 現在の時点で、BIDV(BID)の株価は33,650ドン(前日比 +0.00%)、時価総額は262 兆ドン(日本円で約 1.60 兆円)で、ベトナムの上場企業の中で4位です。PER(株価収益率)は7.9倍、配当利回りは2.5%(直近1年の現金配当 1株900ドン)。株式会社になったのが2012年4月23日(国家銀行の営業許可 第84号)。それ以前は国有銀行で株式自体がありませんでした。ホーチミン証券取引所に上場しており(業種・銀行)、上場は2014年1月24日、確認できる最初の現金配当は2012年度です。上場前にも配当を行っており、こちらも公表しています。

更新:2026年10月28日 15時(ベトナム時間)
時価総額
262 兆ドン
≈ 約 1.60 兆円
第 4 位
ベトナム上場企業中(HOSE・HNX・UPCOM)
PER (株価収益率)
7.9 倍
1株利益:直近12ヶ月(TTM)
株価:ベトナム時間 2026年10月28日 15時 更新
配当利回り
2.5 %
直近1年 900ドン(約5円) / 株
そのあとの株式配当で増えた株数にそろえて計算
外国人の保有
17.50 %
公表 2026年8月25日
上限30%・あと12.50%
2026年4〜6月期
前回発表 2026年7月31日
次は2026年7〜9月期で、11月3日ごろに発表の見込み(昨年の発表日からの予想)
出典:VN決算ナビ(国家証券委員会・HOSE・HNXへの提出書類から作成)

BIDV株のパフォーマンス

騰落率 %更新:2026年10月28日 15時(ベトナム時間)
3ヶ月
+1.4%
6ヶ月
-9.3%
1年
-2.0%
2年
-6.4%
3年
+19.4%
5年
+59.1%
10年
+323.7%
グラフは中央が 0%。右にのびるとプラス、左にのびるとマイナスです。
この10年間で株価は約4.24倍に成長(10年騰落率 +323.7%)

BIDV株|注目の話題

9月21日、BIDVが世界の指数に入った

ベトナム株は2026年9月21日、FTSEラッセルの世界株価指数に正式に組み入れられました。対象は27銘柄。9月5日の調整期限を過ぎても入れ替えはなく、9月7日に確定しました。BIDVは中型株として入りました(大型株はVCB・VIC・VHMの3銘柄、中型株はBID・HPG・VPBの3銘柄)。

買い手は、ベトナムに関心のあるファンドだけではありません。FTSEの新興国指数に連動して機械的に買う大型ファンドの資金も入ります。最大のものはバンガードのVWO(純資産1,223億ドル、経費率0.06%)。このうちベトナム株への流入額は14億ドル前後と見られています。

中型株だからといって、入る資金が少ないとはかぎりません。FTSEの指数は、時価総額のうち市場で自由に売り買いされている株の分だけを数え、外国人が買える枠の残りも考えて、銘柄ごとの比重を決めます。大型・中型の分類は入る指数を分けるもので、大型株も中型株も同じ指数(FTSE All-World)に入ります。

SSIリサーチの見込みでは、BIDVへの流入は約1,330万ドルで、同じ中型株のVPバンク(約7,130万ドル)の5分の1ほどです。BIDVは国家銀行が76.73%、韓国のKEBハナ銀行が14.21%を持っており、市場で自由に売り買いされる株(浮動株)が少ないためと考えられます。

組み入れは一度ではなく、4回に分けて行われる予定です。2026年9月21日に10%、2027年3月22日に20%、6月21日に35%、9月20日に35%です。

※ 指数への組み入れは、株価が上がることを保証するものではありません。投資助言ではありません。

出典:FTSE Russell「2026年3月期 国別分類レビュー結果」2026年4月7日発表/VnEconomy 2026年8月21日/Tạp chí Kinh tế Tài chính 2026年9月5日/Vanguard VWO(2026年9月時点)/SSIリサーチ(Người Quan Sát 2026年8月22日)

BIDVの配当の推移

全期間 ・ ドン / 株(対象年度ベース)更新:2026年10月1日 17時(ベトナム時間)
現金配当下記のグラフの金額は、株主が現金で受け取った配当だけです(1株あたりのドン)。株式配当(株でもらう配当)や新株を買う権利は含めていません。株式配当・権利は下の明細表の「配当(株)もしくは権利」の列に載せています。取得できた全期間:2012年 〜 2025年(14年分) ・ 横にスライドすると全部の年が見られます
227
2012
850
2013
1,020
2014
850
2015
700
2016
700
2017
700
2018
800
2019
200
2020
0
2021
0
2022
0
2023
450
2024
450
2025
※ 対象年度は「どの決算年度に対する配当か」を表します。ベトナム企業は決算が終わってから配当を決めて支払うため、今、金額が確定しているのは前年度分までです(例:2025年度の配当は2026年に権利確定・支払い)。そのため上のグラフは取得できた全期間(一番古い年度 〜 前年度)を並べています。現金配当がなかった年度は 0 です。
対象年度配当金配当(株)もしくは権利配当落ち日権利確定日配当がもらえる日
2026年なし株式賞与※1 100株につき 6.84株※22026年8月17日2026年8月18日非公表
2025年1株あたり 450 ドン(約3円)なし2026年7月17日2026年7月20日2026年8月20日
2024年1株あたり 450 ドン(約3円)なし2025年10月14日2025年10月15日2025年11月14日
2024年なし株式賞与※1 100株につき 21株※22024年12月23日2024年12月24日非公表
2021年なし株式配当※1 100株につき 12.69株※22023年11月28日2023年11月29日非公表
2020年1株あたり 200 ドン(約1円)株式配当※1 100株につき 25.77株※22021年12月23日2021年12月24日2022年1月24日
2019年1株あたり 800 ドン(約5円)なし2020年12月31日2021年1月4日2021年2月3日
2017年・2018年1株あたり 1,400 ドン(約9円)なし2019年11月7日2019年11月8日2019年12月12日
2016年1株あたり 700 ドン(約4円)なし2017年8月9日2017年8月10日2017年8月25日
2015年1株あたり 850 ドン(約5円)なし2016年11月3日2016年11月4日2016年11月21日
2015年なし100株につき 8.60株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22015年8月14日2015年8月18日非公表
2014年1株あたり 1,020 ドン(約6円)なし2015年5月8日2015年5月12日2015年5月22日
2013年1株あたり 850 ドン(約5円)なし2014年8月8日2014年8月12日2014年8月28日
2012年1株あたり 226.90 ドン(約1円)株式配当※1 100株につき 4.53株※2 / 100株につき 17.64株を 10,000 ドン(約61円)で買う権利※3※22013年6月21日2013年6月25日2013年7月5日
上場2014年1月24日初めての配当2012年度上場前にも配当を行っており、こちらも公表しています。
※1 株式配当と株式賞与の違いどちらも新しい株を無償で受け取るもので、株数が増えるところは同じです。違うのはお金の出どころです。株式配当(cổ tức bằng cổ phiếu)は、会社が稼いでためてきた利益のうち、まだ配っていない分(利益剰余金)を、現金のかわりに株の形で配るものです。表の「対象年度」は、その配当をどの決算年度の利益処分として決めたかを表すもので、1年分の利益から出しているとはかぎりません。株式賞与(cổ phiếu thưởng)は、株を発行したときに集めた資金(株式発行差金)や資本準備金といった、すでに会社にある資本を株に振り替えるもので、その年の利益とは関係がありません。株式配当も株式賞与も会社から現金は出ていかず、1株あたりの値段は増えた株数の分だけ下がります。同じ日に株式配当と株式賞与の両方が行われることもあります。
※2 端数(はすう)の扱い株でもらう配当も、新株を買う権利も、「持っている株数 × 割合」で計算します。1株に満たない端数は切り捨てになり、切り捨てられた分は消えます(現金での精算はありません)。たとえば 1,000株 持っていて「100株につき 12.69株」なら、1,000 × 12.69 ÷ 100 = 126.9株 となり、実際に受け取れるのは 126株、0.9株分は消えます。「100株につき 0.40株を買う権利」を 1,200株 持っている場合も同じで、1,200 × 0.40 ÷ 100 = 4.8株 となり、買えるのは 4株です。端数の扱いは会社が決めますが、ベトナムではほとんどの会社がこの「切り捨て・端数は消える」やり方をとっています。 端数の扱いと、外国人が受け取る方法をくわしく見る →
※3 新株を買う権利について「買う権利」は、買うか買わないかを選べます。決められた申し込みの期間のうちに手続きをしないと権利は消えます(お金は戻りません)。期間のうちであれば、ほかの人へ1回だけ譲ることもできます。
行使も譲渡も、ベトナムの証券口座で株を持っている人だけができます(日本の証券会社の口座では行使できません)。ベトナムに住んでいない外国人でも口座は開けます。
※ 非公表 … その日付がまだ公表されていないことを表します(配当の支払日が未定のときなど)。発表があった際に反映します。
出典:ホーチミン証券取引所(hsx.vn)に開示された権利・配当のお知らせ

BIDV株配当|注目の話題

上場の7か月前から配当を出していた。現金配当が3年止まった時期も

BIDVがホーチミン証券取引所に上場したのは2014年1月24日ですが、配当の記録はその前から残っています。2012年度の配当は権利確定が2013年6月25日で、上場の7か月前です。1株226.90ドン(約1円)の現金に加えて、株式配当(100株につき4.53株)と、100株につき17.64株を1株10,000ドンで買う権利も同時に出ています。

その後、現金配当は2021年度から2023年度までの3年間ゼロでした。そのあいだは株で配っています。現金配当は2024年度から1株450ドン(約3円)で戻りました。

2017年度と2018年度のように、2年度分をまとめて配った年もあります(配当落ち日2019年11月7日、合わせて1株1,400ドン)。上の表で、対象年度の欄が「2017年・2018年」と2つ並んでいるのがその行です。

※ 制度や予定は変わることがあります。投資助言ではありません。

出典:取引所に開示された権利・配当のお知らせ

BIDVは2026年8月に株式賞与を配り、さらに大きな株式配当も計画している

BIDVは2026年8月18日を権利確定日として、100株につき約6.84株を無償で配りました(株式賞与)。新しく配った株は約4億9,800万株で、元手は自己資本(資本準備金など)です。資本金は約72兆8,000億ドンから約77兆7,830億ドンになりました。

このほかに、2023年度と2024年度の利益を使って、配当率30%を超える株式配当も計画しています。株主総会で承認済みで、国家銀行の承認を待っている段階です。実行されると約21億8,400万株が増え、資本金は約94兆6,400億ドンになります。

どちらも、銀行が持つべき自己資本の比率(バーゼル3の基準)を満たし、貸し出しを増やせるようにするためです。なお、上の「配当の推移」の表の「2026年」の行は、確定している8月の株式賞与です。

※ 計画は実行の時期や内容が変わることがあります。投資助言ではありません。

出典:Thời báo Tài chính Việt Nam(約4億9,800万株の発行)/Doanh nghiệp Kinh tế Xanh 2026年3月26日(次の株式配当の計画)/取引所に開示された権利のお知らせ

BIDVの株主

持ち株比率 %公表:2026/08/25
国有76.73%外国17.50%その他(国内の法人・個人)5.77%
株主区分持ち株比率
ベトナム国家銀行(中央銀行)The State Bank Of Vietnam法人76.73%
KEB Hana Bank, Co., Ltd.法人14.21%
国家資本投資公社(SCIC)State Capital Investment Corporation法人1.77%
VEIL(ドラゴン・キャピタル系ファンド)Vietnam Enterprise Investments Limited法人1.10%
Hanoi Investments Holdings Limited法人0.59%
Amersham Industries Limited法人0.28%
Prudential Vietnam Assurance Private Limited法人0.25%
BIDV Labour Union法人0.23%
マニュライフManulife Vietnam Company Limited法人0.20%
Darasol Investments Limited法人0.18%
それぞれの株主について
ベトナム国家銀行(中央銀行)76.73%
ベトナムの中央銀行(State Bank of Vietnam)。国有の商業銀行の株を、国に代わって保有しています。
KEB Hana Bank, Co., Ltd.14.21%
韓国ハナ金融グループ(Hana Financial Group)の商業銀行KEBハナ銀行。2019年11月にBIDVの戦略投資家として15%を取得しました。
国家資本投資公社(SCIC)1.77%
国の出資分をまとめて運用するベトナム政府系の投資会社(SCIC)。民営化した国有企業の株を、国に代わって保有しています。
VEIL(ドラゴン・キャピタル系ファンド)1.10%
英国に上場しているベトナム株ファンドVEIL。運用するドラゴン・キャピタル(Dragon Capital)は、1994年にホーチミン市で設立されたベトナムの資産運用会社で、本社もホーチミン市です。創業者で会長のドミニク・スクリブン(Dominic Scriven)氏はイギリス人です。株主の構成は公表されておらず、どこの国の資本かははっきりしません。
Hanoi Investments Holdings Limited0.59%
ドラゴン・キャピタル(Dragon Capital)系のファンド。
Amersham Industries Limited0.28%
ドラゴン・キャピタル(Dragon Capital)系のファンド。
Prudential Vietnam Assurance Private Limited0.25%
英国プルーデンシャル(Prudential plc)系のベトナムの生命保険会社。日本のプルデンシャル生命は米国プルデンシャル・ファイナンシャル系の別会社で、資本関係はありません。
BIDV Labour Union0.23%
この会社の労働組合。従業員のための持ち株です。
マニュライフ0.20%
カナダの保険大手マニュライフ(Manulife)。運用しているファンドを通じて持っています。日本のマニュライフ生命と同じ、カナダのマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグループです。
Darasol Investments Limited0.18%
外国のファンド。運用元は公表されていません。
ご注意※ 表は公表されている大株主を持ち株比率の多い順に並べたものです。小口の株主は載らないので、合計しても100%にはなりません。上の帯(国有・外国・その他)は発行済み株式に対する割合です。
※ 持ち株比率が0.1%未満の個人の株主で、役職が公表されていない方は載せておりません。
※ 株主の説明は、公表されている情報をもとに補足しております。
出典:ホーチミン証券取引所(hsx.vn)に開示された大株主・所有構造/公表日 2026/08/25

BIDV株主|注目の話題

当時、ベトナムの銀行で最大の外資出資。韓国ハナ銀行が2019年に約8億8,200万ドル

BIDVは2019年11月11日、韓国のKEBハナ銀行へ6億330万株の新株を発行し、15%の株主に迎えました。金額はおよそ20兆3,000億ドン(当時およそ8億8,200万ドル)。BIDVは自社の発表で、ベトナムの銀行業の歴史で最大の、戦略投資家とのM&Aと説明しています。この増資で資本金は34兆1,870億ドンから40兆2,200億ドンになり、当時のベトナムで資本金がもっとも大きい銀行になりました。

※2026年9月時点では、その後の三井住友銀行によるVPバンクへの出資のほうが、金額は大きくなっています。三井住友銀行は2023年10月20日、VPバンクの新株約11億9,000万株(15%)を、35兆9,000億ドン超(約15億ドル。2023年10月20日のレート、1円=164.56ドンで当時約2,180億円)で引き受けました。

その後の株式配当で株数が増えたため、ハナ銀行の持ち分はいま14.21%です。

一番多い株主は中央銀行のベトナム国家銀行で76.73%、これに国家資本投資公社(SCIC)の1.77%が加わります。国の持ち分が大きい分、外国人に残された枠には余裕があり、上限30%に対していまの保有は17.54%で、あと12.46%あります(2026年8月25日公表)。同じ国有系のヴィエティンバンクが残り5.42%(2026年6月30日公表)であるのとは対照的です。

※ 制度は変わることがあります。投資助言ではありません。

出典:BIDV 2019年11月11日の発表/VPバンク 2023年10月20日の発表/取引所に開示された大株主・所有構造(2026年8月25日公表)/円換算はベトコムバンクの公表レート(振込の買値と売値の中間)

BIDVは2026年3月、31の投資家に新株を売り、約10兆ドンを集めた

BIDVは2026年3月24日、第三者割当の新株2億5,870万株を、1株あたり平均38,900ドンで売り終えました。集めたお金は約10兆636億ドン(2026年3月24日のレート、1円=166.26ドンで当時約605億円)です。資本金は約70兆2,140億ドンから約72兆8,010億ドンになりました。

買ったのは31の投資家で、国内の投資家が1億4,280万株、外国の投資家が1億1,590万株です。一番多く買ったのは、ベトナムの国家資本を管理する国家資本投資公社(SCIC)で、約9,000万株でした。株主の表にあるSCICの1.77%は、このときの買い付けによるものです。

※ 投資助言ではありません。

出典:Doanh nghiệp Kinh tế Xanh 2026年3月26日/円換算はベトコムバンクの公表レート(振込の買値と売値の中間)

BIDVの子会社、保有株式

BIDVは、保険・証券・リース・海外の銀行など、分野ごとに約10社の子会社・合弁会社を持っています。株式の50%超を持つ会社を子会社、20〜50%を関連会社としています。20%未満はその他の出資です。ここではそのうち事業の中心になっている代表的な会社を、上場しているものを先に、持ち株比率の高い順に並べました。

会社名(コード)区分何の会社か持ち株比率上場市場
BIDV保険(BIC)子会社損害保険51.01%ホーチミン
BIDV証券(BSI)子会社証券会社51.97%ホーチミン
BIDV資産管理(BAMC)子会社貸し倒れた債権の管理・回収100%非上場
ラオベト銀行(LaoVietBank)子会社銀行(ラオス)65.00%非上場
BIDV-スミトラスト・リース関連会社機械・設備のリース50.00%非上場
ベトナム・ロシア銀行(VRB)関連会社銀行50.00%非上場
BIDVメットライフ生命関連会社生命保険35.00%非上場

日本とのつながりBIDV-スミトラスト・リース(BIDV-SuMi TRUST Leasing)は、日本企業の三井住友信託銀行との合弁会社で、BIDVが50%、三井住友信託銀行が49%を持ちます。2017年に設立された、ベトナムの銀行と外国の金融機関による初めてのリース合弁です。機械や設備を買いたいベトナム企業に、日本式のリースを提供しています。

韓国とのつながりBIDV証券(BSI)は、かつてBIDVが約8割を持つ子会社でしたが、韓国のハナ証券(Hana Securities)が出資したことでBIDVの持ち分は51.97%まで下がりました。ハナ証券が35.01%を持つ第2位株主です。なお、BIDV本体にも韓国のKEBハナ銀行が14.21%を出資しており、銀行・証券の両方に韓国資本が入っています。

※ このほか、カンボジア投資開発銀行(BIDC)、BIDVタワーの合弁会社、ベトナム航空機リース(VALC)にも出資しています。VALCはベトナム航空が32.46%を持つ会社で、BIDVも株主に名を連ねています。
持ち株比率は、各社が公表した大株主のデータ(保有株数 ÷ 発行済み株式)から計算しています。株式配当などで発行済み株式が増えたときは、同じ時点の株数どうしで計算しなおしています。公表の時点は会社によって異なります。出典:Vietstock/CafeF

BIDVグループ|注目の話題

日本・ロシア・アメリカ・ラオス。外国の金融機関と組んだ会社が並ぶ

BIDVの出資先には、外国の金融機関と組んだ会社が4つ並びます。

日本… BIDV-スミトラスト・リース(BSL、50.00%)。2017年に日本企業の三井住友信託銀行と設立したリース会社で、三井住友信託銀行が49%を持ちます。
ロシア… ベトナム・ロシア銀行(VRB、50.00%)。ロシアのVTB銀行(旧ロシア対外貿易銀行)とほぼ半分ずつ出し合い、2006年11月19日に営業を始めました。
アメリカ… BIDVメットライフ生命(35.00%)。米国の生命保険大手メットライフとの合弁です。
ラオス… ラオベト銀行(65.00%)。こちらは過半を持つ子会社です。

銀行本体の株主にも韓国のハナ銀行が14.21%入っているので、日・韓・露・米の金融機関が、それぞれ別の形でBIDVに関わっていることになります。

※ 制度は変わることがあります。投資助言ではありません。

出典:BIDVの連結財務諸表(注記1)/ベトナム・ロシア銀行の会社案内

子会社のBIDV証券は、自己資本を2倍にする計画を進めている

子会社のBIDV証券(BSI)は2026年4月22日の株主総会で、自己資本を2026〜2027年に11兆ドン超へ増やす方針を決めました。いまの規模のほぼ2倍です。社長のグエン・ズイ・ビエン(Nguyen Duy Vien)氏は「増資は後戻りできない」と述べています。

実行には、大株主の2社、BIDVと、株の35.01%を持つ韓国のハナ証券(Hana Securities)の両方の合意が要ります。2026年6月には株式配当で資本金を約2兆7,000億ドンに増やしており、ハナ証券と具体的な増やし方を話し合っているところです。

※ 計画は実行の時期や内容が変わることがあります。投資助言ではありません。

出典:CafeF 2026年4月22日(BIDV証券の株主総会)/Nhịp sống Kinh doanh 2026年6月26日

BIDV証券(BSI)は、日本人旅行者でも口座を開設できます。ベトナムでの証券口座開設手続きのサポートについては「ベトナム証券会社の口座開設サポートサービス」をご覧ください。

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BIDVの支店
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◆ PER は直近12ヶ月(TTM)の1株当たり利益と「更新日時」の株価から算出。配当利回り は直近1年に権利が確定した現金配当の合計 ÷ 「更新日時」の株価。そのあとに株式配当があった銘柄は、株数が増えた分をそろえて計算しています(表に出している配当金は、実際に払われた1株あたりの金額のままです)。配当の推移 とその下の表(テーブル)は、取引所とベトナム証券保管振替機構(VSD)に開示された権利・配当のお知らせ(対象年度ベース)を、公開データから受け取っています。棒グラフは現金配当のみ、その下の表(テーブル)には株式配当・新株を買う権利も載せています。パフォーマンス は各期間前の終値と直近終値の比較です。
◆ 当ウェブサイトの数値について、株式配当や株式分割があった銘柄は、過去の株価をさかのぼって調整しています。 ベトナム企業は現金ではなく、株式で配当を出すことも多く、調整していない株価をそのまま見ると、株数が増えた分だけ値下がりしたように見えてしまうからです。当ウェブサイトの騰落率は、株数の増加を含めた、株主から見た値動きとなり、パフォーマンスについても実情により近づけた数値となります。
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