ベトナム現地の法律事務所「TTP MEILIN Law Office(旧 TTP Bengoshi)」は、日本企業のベトナム進出を様々な面から支援しています。通訳会社やコンサルティング会社をはさまず、日本語のまま現地の弁護士に直接依頼できるのが特長です。市場の下調べから許認可の取得、進出後のコンプライアンス維持まで、窓口ひとつで対応します。
下調べや条文の要約なら、いまは生成AIでもかなりのところまでできます。このページに並べているのは、その先で、人が現地で動かないと進まない仕事です。担当官と直接話す、相手の本気度を確かめる、代理人として署名して責任を負う——いずれも、ベトナムで登録された弁護士が現地で行う必要があります。
TTP MEILIN Law Officeが提供しているサービス
| サービス | 内容 | 料金(最低金額) |
|---|---|---|
| 市場調査・リサーチ | 市場調査・法務調査・信用調査(個人/法人/プロジェクト)。輸入卸会社・販売店・製造委託先の開拓と、現地商談のアポイント取得まで | 1,500 USD〜 |
| 進出・エントリー支援 | 法人設立、リーガルアドバイス、リーガルDD(デューデリジェンス)。教育免許・留学免許・造船免許・発電所免許など、取得の難しい許認可にも対応 | 個別見積り |
| 政府機関への代理対応 | 産業貿易省(輸出入関連)や教育訓練局などに、クライアントの代理人として直接交渉・折衝 | 個別見積り |
| パートナーとの交渉 | ベトナム企業との合弁・業務提携で、クライアントと一緒に交渉の席につく | 個別見積り |
| スポット相談(タイムチャージ) | 弁護士との面談。担当者の職位によって単価が変わります | 400 USD〜/時間 |
| 顧問契約 | 継続的な法律相談、契約書のレビューと作成、企業ガバナンス、労務、知的財産権の保護 | 月 500 USD〜 |
| 報告義務のコンプライアンス | 政府機関へ提出する各種報告書の作成と提出の支援 | 年 600 USD〜 |
| 個人データ保護のコンプライアンス | データ処理影響評価文書のコンサルティング・作成・提出 | 2,000 USD〜/一式 |
| 商標出願 | 商標の登録と保護 | 個別見積り |
| 紛争解決 | 訴訟・調停・仲裁などの法的手続きで代理人として対応 | 個別見積り |
1. 市場調査・リサーチ
机の上で終わらせず、実際に動かせる情報をお渡しします。市場調査のほか、法務調査、取引相手の信用調査(個人・法人・プロジェクト)にも対応します。
たとえば「特定の食品をベトナムで売りたい」という場合、輸入卸会社の候補を一覧にするだけでなく、現地のつてを使って相手の関心を確かめ、現地での商談のアポイントを取るところまでお引き受けします。
AIに聞けば、候補企業のリストはすぐに出てきます。ただ、そのリストの会社がいま動いていて、こちらの商品に関心があるかは、連絡を取り、訪ねてみるまで分かりません。お渡しするのは名前の一覧ではなく、会う約束が取れた相手です。ここは現地のつてと足で確かめるしかない部分です。
2. 進出・エントリー支援(特殊なライセンス、パートナーとの交渉)
一般的な法人設立にとどまらず、教育免許、留学免許、造船免許、発電所免許といった取得の難しい許認可を扱ってきました。バイオマス発電所や電動バイクの製造といった案件の実績があります。
ベトナム企業との合弁や業務提携では、クライアントと一緒に交渉の席につきます。産業貿易省(輸出入関連)や教育訓練局などの政府機関に対しては、クライアントの代理人として直接やり取りします。
許認可の要件は、公開されている条文だけでは決まりません。教育免許や発電所免許のように前例の少ない分野では、どの部局が、どの順で、何を見るかが案件ごとに違い、担当官に直接確かめるしかない場面が出てきます。AIは条文を読めても、省庁の窓口に座ることはできません。クライアントの代理人として交渉の席につけるのは、ベトナムで登録された弁護士だけです。
3. オペレーション・コンプライアンスの維持
進出したあとも、政府機関への報告義務、個人データの保護対応、税務や労務の遵守など、やることは続きます。顧問契約や商標の出願、紛争解決(訴訟・調停・仲裁)まで、継続してお手伝いします。
報告書の下書きそのものは、AIでも作れます。それが受理されるかどうかは、その年の運用と、提出先が求める形式によって変わります。私たちは毎年実際に提出しているため、直近で通った形を知っています。差し戻しが起きたときに窓口で説明し、やり直しの責任を負うのも代理人の仕事です。
TTP MEILIN Law Office の特徴
現地当局との交渉を、代理人として行える
申請や許認可の手続きでは、書面の要件だけでなく、担当官とのやり取りや現場の進め方への理解が結果を左右します。政府機関との交渉の実績と現地のネットワークを使い、止まってしまった手続きの道筋をつけます。
通訳も仲介会社もはさまない
日本語で対応できるベトナム現地の法律事務所です。通訳や翻訳の手配、コンサルティング会社を通す必要がありません。伝言の行き違いが起きにくく、中間マージンもかかりません。
見積りは業務量に応じて出す
一律の高額なパッケージを当てはめるのではなく、案件の難しさと担当者の想定稼働に応じて算出します。着手前に書面でお見積りをお出しします。
AIでは代わりにならない部分を引き受ける
調べる・下書きする・訳すところは、生成AIがかなりの部分を担えるようになりました。それでも、現地当局との折衝、相手の見極め、代理人としての署名と責任は、人が引き受けるしかありません。AIで足りるところは短く済ませ、人が出ていかないと動かないところに時間を使います。
料金
以下はいずれも最低料金(そこから始まる金額)です。料金は担当者の拘束時間に応じて変わり、現地訪問や同行の日数、交渉の回数が増えれば、そのぶん上がります。金額は米ドル(USD)の税抜きで表示しており、別途、付加価値税(VAT)がかかります。現在の税率は8%です(本来の10%を2%引き下げる措置が2026年12月31日まで続きます。2027年からは10%に戻る予定です)。
スポットでのご依頼(タイムチャージ)
| 弁護士と直接面談する場合 | パートナー 400 USD〜/時間 |
| メールでやり取りする場合 | 弁護士 200 USD〜/時間 パラリーガル 80 USD〜/時間 |
顧問サービス(月額パッケージ)
| 500 USD〜/月 | 月 900 USD 相当のタイムチャージ分の業務が含まれます |
| 600 USD〜/月 | 月 1,200 USD 相当 |
| 800 USD〜/月 | 月 1,800 USD 相当 |
| 1,000 USD〜/月 | 月 2,400 USD 相当 |
顧問サービスはいずれも最低6か月からのご契約となります。料金はサポートを希望する都市によっても変わります。パッケージに含まれる相談時間や、顧問弁護士としてお引き受けできる範囲は、次のページにまとめています。
市場調査の料金の例
| ベトナム国内で輸入卸会社を探す (特定の食品など) | 1,800 USD〜 | 候補を10社リストアップして関心を確認。3社との商談アポイントの取得まで |
| ハノイ・ホーチミンで販売店の候補を探す | 2,500 USD〜 | 候補を10社リストアップ。3〜5社との現地商談アポイントの取得まで |
| ハノイ・ホーチミンで製造委託先を探す | 1,500 USD〜 | 候補の工場を10〜15社リストアップ。3〜5社との現地商談アポイントの取得まで |
コンプライアンス関連
| 報告義務のコンプライアンス | 年 600 USD〜2,000 USD | 政府機関へ提出する各種報告書の作成と提出の支援。リスクの高さと件数によって変わります |
| 個人データ保護のコンプライアンス | 2,000 USD〜/一式 | データ処理影響評価文書についてのコンサルティング・作成・提出 |
お見積りの考え方
表示している金額は、標準的な業務範囲を想定したときの最低料金です。実際のお見積りは、担当者の想定稼働時間と業務の範囲に応じて算出します。
たとえば現地訪問や同行の日数が増える場合、調査の対象を広げる場合、想定より交渉が長引く場合には、その分を加えたお見積りになります。いずれも着手前に書面でお出しし、ご了承をいただいてから進めますので、あとから想定外の費用が出ることはありません。作業の途中で範囲が変わりそうなときも、その時点でご相談します。
ウェブサイト・ウェブサービスの制作(提携先パートナー)
ベトナムでの構想がソフトウェアやウェブサービスに関わるものなら、法人を作る前に、まず動くものを一度作ってみることをおすすめしています。ベトナムオオヤが窓口となり、提携している制作会社がお引き受けします。
| 簡単なモックの制作 | 5万円 | 構想を、実際に触れる画面の形にします。社内での合意づくりや、出資者・取引先への説明に使えます |
| ウェブサイト・ウェブサービスの制作と運用 | 10万円〜 | 公開後の運用まで。SEO(検索エンジンへの対策)と AIO(生成AIの回答に載るための対策)を含みます |
先にモックを作っておく理由
ベトナムでの事業は、作ってみて初めて分かることが多くあります。現地の人がどの画面で迷うか、決済や本人確認がどこで引っかかるか、想定していた使われ方と実際がどれくらい違うか——構想の段階では見えません。5万円のモックは、それを法人を作る前に確かめるためのものです。
資金調達の場面でも、資料で構想を説明するより、実際に触れるものを見せるほうが話が早く進みます。かかった費用は、進出前の調査・検証の一環として位置づけられます。
考え方は、上の市場調査と同じです。現地に人を出して相手の本気度を確かめるのと同じように、作って試すことで、その構想がベトナムで成り立つかを確かめます。進出時の調査の一環として、先に作っておくことをおすすめします。
まずは30分、無料でお話しします
構想の段階で構いません。公式LINEから「30分の無料通話を希望」とお送りいただければ、日程を調整します(ベトナム時間9時から17時、日本時間11時から19時)。何を作るかが決まっていなくても、いまの構想でどこまでできるか、費用はどのくらいかを、その場でお話しします。
ご相談・お見積りは無料です
「自社の製品をベトナムで売りたいが、どこから手を付ければよいか分からない」「現地当局の手続きが止まってしまい、案件が進まない」——そうした段階でのご相談で構いません。
まずは公式LINEかメールフォームから、日本語でお問い合わせください。ベトナム時間の9時から17時(日本時間11時から19時)が営業時間です。営業時間外はメッセージを残していただければ、こちらから折り返します。
※センシティブな問題については、問合せ時に概要だけお伝えいただき、詳細は担当弁護士へ直接ご相談ください。
事務所の沿革や所属弁護士については、こちらのページをご覧ください。
